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4章
システムはもっと無慈悲であるべき
と思っていて、でもそれだと対応できない例があるなぁと考えてたんだけど、
なんか答えをもらったような感覚。
「我々は社会的な世界と市場的な世界の両方に住んでいる」
市場の方しか見てなかったんだなぁ。
あと最後のニューヨークの女性の話。
これはあれだよね、結婚相手を探す時の閾値に年収を使う人。
年収○○万以上の人が良い(多くの場合)っていう女性が嫌われるのはなんでかっていう良い回答例よね。
10章
p.288〜
地下鉄でバイオリンの話、すこしまえにどこかで見たけど、
ワシントンポスト紙の実験だったんだ。
p.290「期待が経験に勝る」byベル
この期待≒先入観はどこまで通じるのかな?
例えば、一流の立地にある、評価も価格も高いレストランで、
どのラインまではその期待によってたいして美味しくもない料理を美味しいと思えるのか、どこまで素材の質を下げればやっぱり不味いと気づくのか。
すごい面白かったけど15章のビールの実験から、
やっぱアメリカンというか、西洋の考え方なのかなと。
日本で、
p.401 「独自性を顕示するためにだれも注文していないビールを選ぶ」
なんてほぼないよね。
p.404の香港の例と同じようになるはず。
どっちにしろ失敗する事があるってのは確かにそうだけど。
とはいえ、自分にも当てはまる例も多く、参考になる所も多々あって面白かったので、
Dan Arielyさんの本、もう何冊か読んでみようと思います。
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